インスリン抵抗性”がPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の改善のカギ
女性の8-10%がPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)であるといわれており、ホルモンバランスの崩れにより、不妊の原因になることはもちろん、排卵障害、無月経、月経不順、にきび、多毛、肥満などの症状が起こります。
ホルモンバランスが崩れる、つまり黄体形成ホルモンが過剰に分泌されることで、血糖値を下げるホルモンであるインスリンに影響を与え、インスリン抵抗性(高インスリン血症)が起こります。
LHホルモンの過剰分泌 インスリン抵抗性(高インスリン血症) 男性ホルモンの増加
結果:PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の症状、不妊の原因に!
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の女性はインスリン抵抗性を伴う酸化ストレスが増加している
臨床データによると、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の症状がある人は、酸化ストレスが増加していることがわかっています。
また、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)患者は、体内のグルタチオン(抗酸化成分)値が著しく低下していることが報告されています。
ドクターズチョイス N-アセチルシステイン プラスの特徴
N-アセチルシステインは強力な抗酸化成分です。
体内でのグルタチオン生成に役立ち、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)に有効であるという報告が数多くされています。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)に対するN-アセチルシステインの働き
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状を改善し、出産率・妊娠率・排卵率をアップ
- 子宮内膜の厚さを改善し、妊娠しやすいカラダづくりをサポート
- インスリン抵抗性を改善
- 酸化ストレスを抑制
- グルタチオンの生成を促す
臨床試験1:N-アセチルシステイン摂取による、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者の出産率・妊娠率・排卵率に関する試験
【対象】
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者842人
【試験内容】
191の文献に基づいて、対象者を以下の2つのグループに分け、N-アセチルシステインを最長で12か月間投与し、出産率・妊娠率・排卵率の変化を確認しました。
グループ① N-アセチルシステインを摂取
グループ② 偽薬(N-アセチルシステインを一切含まない薬)を摂取
【結果】
試験の結果、N-アセチルシステインを摂取したグループは偽薬グループと比較して、出産率と排卵率が約3倍上昇し、妊娠率は約3.5倍上昇しました。
流産率や月経周期、ニキビ、多毛症、BMI、テストステロン、インスリンレベルに関しては差異は見られませんでした。
【結論】
N-アセチルシステインは偽薬の摂取と比較して、出産率・排卵率・妊娠率の改善に有効であることが明らかになりました。
【原題】
N-Acetylcysteine for Polycystic Ovary Syndrome: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Clinical Trials
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臨床試験2:N-アセチルシステイン投与による多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者の排卵率改善に関する試験
【対象】
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者46人
【試験内容】
対象者を以下の2つのグループに分け、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の患者にN-アセチルシステインを6週間に渡り摂取させ、排卵率や症状の改善に対する効果を確認しました。
グループ① N-アセチルシステインを1800mg/日を摂取
グループ② 偽薬(N-アセチルシステインを一切含まない薬)を摂取
【結果】
両グループから、それぞれ18人をランダムに選び、排卵率を確認しました。
N-アセチルシステインを摂取したグループは偽薬グループと比較して排卵率が増加し、体重やBMIは著しく低下しました。
一方で、偽薬を摂取したグループには排卵率、体重、BMIに変化は見られませんでした。
【結論】
N-アセチルシステインは、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者のホルモン濃度、排卵率を改善することが明らかになりました。
副作用はほとんど見られず、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の治療に使用されるインスリン抵抗性改善薬の代替として使用できる可能性も示唆されました。
【原題】
N-Acetylcysteine for Polycystic Ovary Syndrome: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Clinical Trials
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臨床試験3:多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者における排卵誘発剤「クロミフェン」の補助剤としてのN-アセチルシステイン経口投与に関する試験
【対象】
不妊症の多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者180人
【試験内容】
対象者を以下の2つのグループに分け、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者の妊娠率、排卵率、卵胞の数、子宮内膜の厚さについて確認しました。
投与期間は生理の3日目から5日間に設定しました。
また、生理が始まってから12日目に、卵胞が少なくとも直径18~20mmに成長した状態で「ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)」を筋肉注射し、36時間後に性行為をすすめました。
※通常、排卵時の卵胞の大きさは約18~22mmとされています。
※ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は、妊娠を維持するのに不可欠な「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌を促す、妊娠をサポートするホルモンの一種です。
グループ① クロミフェン100mg/日とN-アセチルシステイン1200mg/日を摂取
グループ② クロミフェン100mg/日と偽薬(N-アセチルシステインを一切含まない薬)を摂取
【結果】
偽薬を摂取したグループ②よりも、N-アセチルシステインを投与したグループ①のほうが妊娠率と排卵率が上昇したという結果が得られました。
また、N-アセチルシステインによる副作用も観察されませんでした。
【結論】
N-アセチルシステインは、排卵誘発剤「クロミフェン」の補助剤として、副作用の心配がなく、安心して多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者の妊娠率と排卵率を改善することが明らかになりました。
また、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になると、薄くなりがちな子宮内膜において、N-アセチルシステインを摂取することで、子宮内膜の厚さを改善する可能性も示唆されました。
【原題】
N-Acetylcysteine for Polycystic Ovary Syndrome: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Clinical Trials
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臨床試験4:PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)患者でのインスリン分泌と末梢インスリン抵抗性に対するN-アセチルシステインの効果を検証
【原題】
N-acetyl-cysteine treatment improves insulin sensitivity in women with polycystic ovary syndrome. FertilSteril. 2002;77(6):1128-35.
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19~33歳の37人のPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)患者ボランティアを対象とした前向きデータ分析。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)を持つ高インスリン血症患者のインスリン血中濃度、インスリン感受性の改善にN-アセチルシステインは役立つ可能性が示唆されました。
つまり、N-アセチルシステインには
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状を改善し
排卵率・妊娠率・出産率を大幅にアップ
させる働きがあることが明らかになりました。
N-アセチルシステインの安全性について
N-アセチルシステインはアミノ酸の一種で、デトックスやアンチエイジング効果が高いことでも有名です。アメリカやヨーロッパでは、水銀や鉛のような重金属を体外に排出する効果でも注目を集めています。
日本ではこの成分はサプリメントとしては未発売ですが、様々な臨床試験でその安全性が広く認められており、ウィキペディアでは、妊娠中や母乳哺育中に飲んでも安全とまで記載されています。
これまで、胎児や母体に重篤な影響を与えたという報告はありませんが、当社としては万が一を考え、妊娠中の摂取はお医者様にご相談されることをお勧めいたします。
N-アセチルシステイン プラスは、においを感じる方もいらっしゃるかと思います。N-アセチルシステインは、硫黄を含むアミノ酸です。
硫黄化合物には、体内のヒ素や重金属、毒素などの物質と結合し、解毒・排出する働きがあります。
硫黄のにおいを感じられるかと思いますが、“N-アセチルシステインの成分がしっかりと配合されていることを意味している。”と、ご理解をいただけますと幸いです。
手書きレビューをご覧ください
2024年3月時点で
108通の手書きレビューを
頂いています!
*投稿はお客様個人の意見であり、結果には個人差があります。
★★★★
<悩み:PCOS>
妊活を始めてから自分がPCOSだとわかり、辛い状態が続いていました。
生理周期も長く、不順で生理痛もひどいものでしたがこのサプリを飲み始めたら周期が明らかに短くなり驚きました。
生理痛の症状も軽くなったように感じています。
1ヶ月でこの改善は本当に嬉しかったです。
妊活に希望が出てきました。これからも続けていきたいと思います。
★★★★★
<悩み:PCOS>
不妊で病院で血液検査を受けたところ、PCOSだと言われました。
たけながみきと先生の動画を見て、こちらの商品とマイタケオールがおすすめされていました。
やせ気味だったので、私は「N-アセチルシステインプラス」を飲むように…。
飲み始めて、体温が上がらない悩みがウソのように改善されました!(サプリだけではなく、食生活や運動習慣も以前から見直していたのもよかったのかも…)
★★★★
<悩み:シミやくすみが気になる>
20代の時は気にならなかったシミが、30代になってから気になりだし、産後かなり目立つ様になりました。
色々サプリをためしてみましたが、効いているのかよくわからず…。
今回こちらのサプリをためしてみたとこと、目立つシミはあまり変化が見られずでしたが、全体的に明るくなったのと、ハリが出たような気がします。
気のせいか、疲れもとんだ気がする??ただ1粒が大きいので飲みにくいです。。