排卵期や排卵日に体調が優れなくなってしまうのは、残念ながらある程度仕方ないことです。
女性の身体では、毎月のサイクルを作り出すために激しいホルモンの変動が起こっています。
とくにエストロゲンやプロゲステロンと言った女性ホルモンの変動は激しく、伴って身体も大きく変化します。
毎月、子どもができる、できないに関わらず排卵が起こり、子宮内膜が厚くなって、妊娠しなければリセット、妊娠すれば速やかに妊娠に適した身体に移行する。
男性の身体では起こらない大変動が毎月起きているのです。
体内の変動はホルモンの分泌と調節によりコントロールされており、ホルモンの影響は体内だけでなく、肌に表れたり、精神に表れたりと、目に見える範囲にまで及びます。
ホルモンの変動に伴って否応なく身体の調子も変化してしまうので、人によっては気持ち悪くなってしまったり、身体が冷えて何となく気分が優れないということになったりするのも仕方ないでしょう。
また、排卵に伴ってお腹に痛みや違和感を持つ方もいると思いますが、個人差があるとは言え、それも仕方ないことだと思います。
排卵時は卵子が卵胞を突き破って出てきますので、普通に物理的な痛みがあるのではないでしょうか。
中には、排卵日だろうが何だろうが特に体調の変化は感じないという方もいるでしょう。
苦痛に耐えていると、自分だけどうしてこんなに体調が崩れるんだろう、自分は何かおかしいのかもしれないと心配になることもあるかもしれません。
そんな不安感も排卵期に起こるホルモンの変化が原因かもしれませんが、それにしても排卵期というだけで明らかに体調が変わるのはどうしたことだろう?という疑問はありますよね。
色々な側面があると思いますし憶測の面も強いですが、考えられる原因としてはホルモンの変動が激しいということや、体調の変化に敏感な体質や性格だということが挙げられるでしょう。
排卵が近くなるといつも体調を崩すという意識があるからこそ身体の変化に敏感になってしまうでしょうし、もともと身体の変化に敏感な方がいると思います。
妊活中であれば排卵期を意識するなというのも無茶な話かもしれませんが、あまり身体が辛く恐怖を感じているのなら、排卵検査も基礎体温の記録も止めてしまって、何か熱中できることに時間を費やすというのも良い手かもしれません。
また、排卵期に限らず、生理期間中などの体調の変化も激しく大変だという方は、医師に相談してみることをおすすめします。
排卵期の苦痛や生理期間の苦痛は、ある程度みんな感じるもので仕方ないとは言え、個人差があります。
あまり症状が激しかったり辛かったりする場合は、何らかの異常が隠されている可能性もありますから、ぜひ一度診てもらいましょう。症状が長く続くというのも異常を察するポイントとなります。
生理が辛いとか、排卵期が辛いというのは、身近なお友達などとも意見が一致すると思います。
しかし、その辛さのレベルは口では決して伝わりません。激しく痛くても、多少の痛みでも、排卵痛や生理痛が痛いという現象は同じです。
みんな時期になると辛い、痛いと言っているからそんなもんだと思っていても、実は人より我慢していたなんてことも考えられます。
我慢せず病院へ、というのはどんなときも心掛けておいて良いことです。
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