赤ちゃんの産み分け法を実施する際には、排卵日を把握することが必須と言って良いほど重要になります。
オーソドックスな産み分け法の中にタイミング法というものがありますが、これは精子のうち女の子を作るX染色体を持つものと、男の子を作るY染色体を持つものの性質の違いを利用して産み分けを狙うものです。
X染色体を持つ精子(以下、X精子)は比較的寿命が長く、Y染色体を持つ精子(以下、Y精子)は比較的寿命が短いことから、女の子が欲しいのであれば排卵日から少し間隔をあけて早めに(2∼3日前くらい)、男の子が欲しいのであれば排卵日当日を狙います。
この方法を取るのであれば、正確な排卵日を把握するのは必須となります。
排卵検査薬や基礎体温計などを駆使して精度を上げるのも良いですが、本気で産み分けにチャレンジしたいというのであれば、手間はかかりますが病院での検査がもっとも確実ということになります。
では、排卵日の予測さえ正確にできれば赤ちゃんの産み分けは可能なのかと言うと、それは難しい問題です。
精子の性質を利用して、と言えばある程度の化学的根拠はありそうにも見えますが、実際のところ授かる赤ちゃんの性別は神のみぞ知るもので、仮に論理的には理想とした性別の赤ちゃんが生まれるようにタイミングを取ったとしても、その通りになるとは限りません。
その前提で少しでも確率を上げたいのであれば、複数の産み分け法を試してみてはいかがでしょうか。
例えば、タイミング法と併せて、X精子とY精子が活動しやすい膣環境を整えるという方法などがあります。
X精子は酸性の環境に強く、Y精子はそうじゃない、つまりアルカリ性の環境でしか生きられない。
この性質を利用する場合、膣環境を操作する方法はいくつかあります。
一つはセックスのときに女性がオーガズムを感じるようにするか、あっさりたんぱくに済ませるか。
女性の膣内は普段は細菌などの侵入や過度な繁殖を防ぐために弱酸性になっていますが、オーガズムを感じるとアルカリ性に傾く傾向があると言います。
また、膣内の環境は時期により変動があり、さきほどのタイミング法とも関連するのが面白いのですが排卵日の前は弱酸性、排卵日当日に近づくにつれてアルカリ性に変わっていきます。
つまり膣内のPHのことを考えても、排卵日の2∼3日前では女の子、排卵日当日では男の子が生まれる可能性が高くなるということです。
これを利用しセックス時に工夫することで、理想とする性別の赤ちゃんを授かる可能性が高まります。
ただし、意思だけでセックス時の性的な興奮を抑えたり、反対に高めたりすることは可能なのかという問題があります。
実はこの方法はメジャーなので、膣内のPHを操作するゼリー状の製品が売られています。
強制的に膣内のPHを調節することで、気分やテクニックの有無に関係なく産み分けに挑戦できるので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。
その他、産み分け法にはまだいくつかの方法があります。
科学的に根拠がありそうなものからおまじない程度でしかなさそうなものまで様々ですから、試せるもの、興味を持てるものから試してみてはいかがでしょうか。
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