排卵中や、もしくは排卵直後に排卵検査をすると、陰性反応になります。
排卵検査薬は排卵のスイッチであり、排卵に先駆けてはじまるLHサージを感知するためのアイテムです。
LHサージが始まってから1日から1日半、LHサージのピークからは12時間程度後で排卵は起きますから、排卵が始まる頃、まさに排卵中という時点では、排卵検査薬は反応しないはずです。
中にはきちんと排卵しているのかどうかが気になって、予測された排卵日まで排卵検査をしてしまう方もいると思います。
しかし排卵中は陰性反応になりますので、排卵検査薬が無駄になってしまいます。
反対に、陽性反応が長く続く場合はたちまちいつ排卵なのかが分からなくなって混乱してしまいますし、何か異常があるのではないかと心配になってしまいますので、ピーク後は検査をしないくらいで良いと思います。
とは言え排卵検査薬の使い始めでは、検査期間を広めにとって、排卵とホルモンの関係をよく観察するのも良いかもしれません。
万が一、セオリーと違う反応が見えたら、何周期かそのまま検査を繰り返し、あまり判然としないようであれば排卵検査薬を替えてみるとか、基礎体温と組み合わせて利用すると言った工夫が必要になるかと思います。
