検査はなんてことないけれど記録することが面倒だという方もいると思います。
記録することをセットに考えるから、その前の段階の検査から無意識レベルで敬遠してしまう。
ズルズルと検査をする日としない日が出てくるようになって、そうなれば検査の記録もほぼ無意味になるから、記録する必要性が薄くなる。
つまりそもそも検査しないのがもっとも楽な道になります。
このような経過に心当たりがある方は、記録しないと決めてしまうのも一つの手でしょう。
排卵日を正確に把握するには検査結果を細かく記録するのが正しいには違いありませんが、何となく自分の中で排卵日を確認して、その日その瞬間にでもやる気になるのであればそれで良いではありませんか。
排卵検査薬もお好きなように使うことが、もっとも役に立つ使い方だと思います。
そもそも、どうして排卵検査には記録が必要なのか、ご存知でしょうか。
それは、データとして残しておくことで、排卵に対して先手を取れるからです。
排卵検査薬がそもそも、排卵に対して先手を取るためのアイテムです。
一日前程度に排卵を察することができるから、妊娠に適したタイミングを取ることができるようになるのです。
排卵検査をしていると、排卵に合わせてタイミングを取りたくなると思いますが、要は排卵前を知ることができればけっこうなのです。
生理周期や体調が安定しているのであれば、強いて排卵検査をする必要もないかもしれません。
排卵検査をしたとしても、小まめに記録を録る必要もないでしょう。
今後、妊活をする必要性は感じているけれど排卵検査や基礎体温の記録が面倒という方に期待して注目したいのは、ウェアラブル排卵検査器です。
アメリカでは2016年、より手軽に妊娠の可能性が高い日を把握できるウェアラブルデバイスを開発しました。
ブレスレット状のデバイスで、就寝時に装着して眠るだけで皮膚表面の体温の変化、呼吸数、心拍数などを記録してくれます。
このデータをもとに、排卵期の、妊娠しやすい3日間を導きだしてくれるのです。
つまりこのデバイスは、基礎体温計と排卵検査薬を組み合わせたような女性向けの生体トラッキングシステムであり、寝る前に装着するだけですからこれまでとは比較にならないほど簡単に身体の様子を把握できるものです。
まだ日本向けに発売されていないので手軽に入手できない点がネックですが、あらゆる面倒から解放される日が来るかもしれません。
妊活の性質上、その日を待つということができる人とできない人がいると思いますが、今手に入れられるアイテムではどうしても妊活が進まないというのでしたら、新しいアイテムに希望を託しても良いかもしれません。
もし、そんな時間はないと言うのであれば、何も検査をしなければ妊活ができないということもありません。
健康体だという自覚があるのなら、赤ちゃんを望みながらできる限りの夫婦生活(セックスだけでなく、日ごろの会話やスキンシップ)を送るだけでも立派な妊活と言えると思います。
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