排卵検査薬には感度の違いがあるので、たとえ同じ尿を使って検査したとしても結果が違うということはありえます。
感度が同じ検査薬であれば理屈上は結果も同じになるはずですが、場合によっては検査方法や製品自体の品質のムラにより、反応が異なるということもあるでしょう。
この場合、どの検査薬を信用すると良いのかという話ですが、残念ながら、ここでどれを信用しましょうという風にお伝えすることはできません。
排卵検査薬の精度を確かめるためにできることはと言えば、病院での卵胞検査と組み合わせてどれくらい排卵予測日が合っているか確かめたり、補助的に基礎体温を記録し、排卵と思しき日を確かめながら使ったりする他ないと思います。
もしくは、おそらく毎回検査結果が違うというわけではないはずですから、何度か検査を繰り返し、それぞれの検査薬の特徴を把握することで解決するかもしれません。
排卵検査薬は排卵期と思しきときに複数回、小まめに検査をするのが基本ですから、要領を把握するまでには時間がかかることはあるかもしれませんが、まずは1周期、2周期と様子を見てみることもおすすめします。
また、結果があまりにも異なるようでしたら、検査方法を見直してみるというのも大事なことです。
おそらく複数の検査薬を使用しているのであればコップに採尿して浸す方法を取っていると思いますが、検査薬によって浸す時間の設定に差があることなどをもう一度確かめてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、中には面倒だからという理由で直接尿をかける方法で複数の検査薬を利用している方もいるかもしれません。
その場合、複数の検査薬に十分な尿が十分な時間かかっているか分かりませんから、検査の結果にムラが出たり、エラーとなっていたりする可能性もあります。
