排卵検査薬は排卵日を知るために使うものですが、これを使う意味・メリットは、「排卵日の前」を知ることができるという点にあります。
現在、最も妊娠しやすい時期は排卵の二日前にタイミングを取ることだということが統計的に知られています。
排卵検査薬は排卵日を予測するためのアイテムですが、その性質は排卵日前に急激に上昇するLH(黄体形成ホルモン)を察知すること。
排卵日前から始まる、いわゆるLHサージの時期を察知できるからこそ、その後に訪れる排卵を知ることができて、妊娠の確率が高い日を知ることができるのです。
また、排卵検査薬を使う最大のメリットは、手軽であるという点にあると思います。
基礎体温計を利用しても、もちろん病院でも、排卵日を知ることができます。
基礎体温計で正確な排卵日を特定することは難しいですが、毎月のリズムを知ることでかなり正確に予測できるようになるでしょう。
しかし、病院に足を運ぶのは当然としても、基礎体温計を使いこなすのはなかなか難しいものです。
排卵検査薬は自宅で簡単に検査ができるアイテムですし、リーズナブルな価格のものも購入できるので基礎体温計や病院の検査に比べるとずいぶんと気楽です。
ただし、すべての排卵検査薬が必ず排卵日の二日前を察知できるかというと、そういう訳ではありません。
検査薬の感度はそれぞれ異なりますから、どの段階で陽性反応が出るかは商品によって違います。
またホルモンの分泌量や分泌の仕方には少なからず個人差がありますから、例えば同じ排卵検査薬を使ったとしても、全ての人が等しく妊娠の確率がもっとも高い日を知るのに役立つかどうかは分かりません。
もし二日前を察知したいのであれば感度が高い製品の方を使う必要がありますが、中には感度が高いと使いにくいという方もいると思うので、いくつかの検査薬を試して、もっとも使いやすいと感じるものを選ぶ必要があります。
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