排卵検査薬は、そろそろ排卵日かな?と思う頃合いを見計らって、一日一回ないし二回程度の尿検査をするというのが基本的な使い方になります。
国内製品ですと、ワンパッケージあたり5回、7回、12回のものが多いので、人によってはそろそろだと感じてから5日間程度の検査をすることもあれば、一日二回使うこともあると想定して、一週間前くらいから検査し始める人もいるでしょう。
ところが、そろそろ排卵日かな?という予測があまり立てられないという方ならどうでしょう。
5日前後したら排卵日が来そうだと予測できる人、この週が排卵日のはずなんだけど…と予測できる人は市販のワンパッケージ程度の回数の検査で済みますが、生理周期が不安定で排卵期も特定しにくいという方は、一週間より長く検査をしなければならないかもしれません。
こんなケースも考えられます。
限られた検査回数で排卵検査をしようとすると、いつの間にかピークの陽性反応を過ぎてしまって、いまいちはっきりしないまま排卵日が終わってしまう。
ホルモンの分泌量があまり多くなかったり、LHサージのピーク時間が短かったりしたせいで、ちょうどピークの陽性反応を検査で捉えられない。
そのような場合、排卵日当日や排卵日が過ぎてからもそうとは知らずに排卵検査を繰り返してしまい、結果的に余計な検査をしてしまうことがあります。
そうならないためには、自分にとって使いやすい排卵検査薬に変更するか、人より検査の回数を増やす必要があるでしょう。
排卵日を正確に測定するためには、一周期の中で自分の身体の中のホルモンの量がどのように変動しているのかをよく把握する必要があります。
そのためには感度が高めで、一回あたりのコストが低い海外製の排卵検査薬を使うことがおすすめです。
感度が高い製品が多く、一回あたりのコストが100円以下で済み、まとめ買いができるという特徴がありますので、広めに検査期間を取り、一日に複数回の検査も行いやすくなります。
一周期あたりに排卵検査薬を何本使うのが普通なのかと言うと、日本製の感覚で言えば多くても12回程度、海外製の感覚で言えばそれ以上になってもおかしくない、ということになります。
体質や排卵日の特定しやすさによって使うべき排卵検査薬の量は違いますので、正確に排卵日を測定するために必要な数を、遠慮なく使うことが重要です。
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