初めて排卵検査薬を使おうとするとき、使い方がよく分からなくて何となく面倒に感じたりしますよね。
使い方はとても簡単な検査薬なのですが、第一印象で面倒くさい、分かんないと思ってしまうと説明書を読むのもそこそこに、何となくそのまま雑に使っていたりして。
もしくは添付の説明書を無くしてしまいましたという方もいるかもしれません。
もしかしたら、正確に使えてないせいで無駄な消費が多いような…と感じたのではないですか?
排卵検査薬を上手に使えれば、妊娠の助けになるだけでなく、最低限の使用で済むので節約にもつながります。
説明書をなくしてしまっていても、ぜひ公式サイトなどで確認して、正しく使うようにしましょう。
ここでは、排卵検査薬を使う上で基本でありながら、みんなが戸惑ってしまいがちなところ、損をしてしまいがちなところを簡単に整理してみましょう。
生理予定日の17日前を目安に検査を開始します。
ただ、生理周期が不安定な場合、生理予定日が把握できず、いつ検査開始すれば良いか分かりませんよね。
その場合、ここ3周期程で生理周期が一番短かった周期から計算し、排卵予定日から17を引いて検査開始日を決めます。
よく分からない、というかやっぱりなんかめんどくさいという方は、ドゥーテストLHa、ハイテスターHの各排卵検査薬ページなどで検査開始日をチェックできるツールを確認できますので、生理周期を打ち込んでみましょう。
ネックは、生理周期が全然分からなかったらとても困る、というところです。
多くの方は生理日をチェックしていると思いますが、もしかしたら忙しかったり生理周期があまりにも乱れていたりといった事情で、あまり頓着していない方もいるかもしれません。
そういう場合は、前回の生理開始日を思いだして、とりあえず基準となる28日周期で試してみてはいかがでしょうか。
排卵検査薬は、どの時間に検査すれば良いかいまいち分からないということもありますよね。
基本はただひとつ。毎日だいたい同じ時間に検査すること。
それでも迷うのは、朝一番の尿が良いのか、それとも朝一番は避けた方が良いのか、ではないでしょうか。
これは製品によって注意書きに書いてあることが違うようです。どの時間帯の尿でも良いと書いてあるのもあれば、朝一は避けてくださいと書いてあるものもあります。
よくあるトラブルとしては、朝一番の尿で検査している場合、ついトイレに行って用を済ませてしまってから気づいて、ヤバい!なんて事態。
でも、朝一番を逃せば次にトイレにいくのは昼前に一回あるかないか。それも毎日尿意をもよおす時間は違うし、日中だと時間を気にしながら検査するのは難しい。
排卵検査は短期間で集中して行うものですから、検査時間が一回ズレると検査への信頼性が著しく落ちてしまいますので、毎日大体同じ時間にというたったひとつの基本でさえ、意外に守れないことがある。
これは分からないというよりは、損をしてしまうので気をつけたいところですね。
ぜひ、検査期間中は目につく所に検査薬を置いておくなどの工夫をしてみてください。
排卵検査薬は規定の時間尿をかけるか、浸すかしたあと、水平な場所に置いて結果を待ちます。
それぞれの検査薬で待機時間がありますので、その時間を待って判定します。
尿をかける時間、浸す時間が長すぎたり短すぎたりすれば正しい結果は得られませんし、指定された判定時間を大きく越えたあとで結果も正確とは言えません。
排卵検査薬では、時間が経つと蒸発線という線が浮き上がってくることがあります。
さっきは陰性だったけれど、ゴミ箱に捨てた検査薬をふと見てみると線が出ている。
もしかして陽性だったんじゃ?と思ってしまうかもしれませんが、検査結果は指定された時間で判定してください。
検査結果の変化で戸惑わないように、しっかり説明書を読んでおくことは大事です。
説明書をよく読めば分かる、ということは分かっているけれど、なんか面倒そうだなあと思うと説明書をよく読むことがまず負担だとか、ちゃんとできなかったらどうしよう、なんて考えて、何となく適当に使ってしまう。
きちんと検査しなければならないのは、排卵検査薬は使い時を間違えるとまったくの役立たずですから、検査がうまくいかないだけでなく、非常にお金と時間がもったいないからなのです。
例えば生理直後のような、絶対に排卵が来るタイミングではない時期に排卵検査薬を使っても、陽性反応になんてなりませんよね。
また、1時間ごとに排卵検査をするのも、賢い使い方とは言えません。
1時間や2時間でホルモン量が変化することはあると思いますが、通常、そこまで細かく検査する必要はありません。
慎重に検査を繰り返す場合でも、朝と晩の二回で十分でしょう。
反対に、バラバラの時間帯、思いついたときに検査するのも、あまり効率的とは言えません。
例えばある日は朝に検査をして、次の日は朝に検査するのを忘れてしまったので夜にという風に検査していては、36時間ほど検査していない時間があるということになります。
その間にLHサージが始まり、ピークが来て、過ぎて行ったという可能性もありますから、知らない間に排卵日が来ていたなんてことにならないとも限りません。
排卵検査薬を正しく使うのは、正しく排卵期を予測するというのはもちろんですが、できるだけ最小限の検査で済ませるためでもあるのです。
検査は簡単とは言っても、排卵検査薬はなかなか面倒なところが多いです。
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