神秘的な話なのですが、女性は自分が生まれた月齢と同じ頃にルナ排卵と呼ばれる、通常の排卵とは違う排卵現象が起こると言います。
自分が生まれた日、生まれた時間の月の形と同じタイミングで排卵が起るというもので、化学的に確かな根拠のあるものではありませんが、これが本当なら、月におよそ一回、通常の排卵とは別の排卵が起きる可能性があるということになります。
ルナ排卵のチャンスを活かすには、当然自分が生まれたときの月齢を知る必要があります。
ルナ排卵の時期を教えてくれるサイトがあるので、自分の生まれた日時を入力して調べてみると良いでしょう。
ルナ排卵の時期にタイミングを取ると、正常の排卵の時期にタイミングを取ったときよりも妊娠の確率が高いとか、生まれる子の性別まで決まっているとかいう話があります。
妊活に励んでいる方、産み分けに興味のある方にとって、ルナ排卵の神秘は非常に楽しく、希望を持てるものなのではないでしょうか。
これがどれほど信憑性のあることなのかはわかりません。
ただ、確かに通常の排卵日で考えると計算が合わないという妊娠はあるようなので、自分のルナ排卵の時期を把握しておいて損はないでしょう。
また、本来ならあり得ない、生理中のセックスで妊娠したという現象も耳にしたことはないでしょうか。
女性の身体はある程度一定のリズムを作り排卵と生理を繰り返しています。
排卵後、受精卵の着床が起こらなかった場合に、不要となった子宮内膜が外へ排出される現象が生理ですから、当たり前の考えで言えば、生理中に卵胞が育ち、受精に至ることは考えにくいものです。
しかし、このサイクルを形作っているホルモンの分泌バランスはときにズレてしまうこともあります。
もちろん正常な状態とは言えませんが、ホルモンバランスが不意に崩れ、本来ならば卵胞が育つべきタイミングではないときに育ち、排卵が始まってしまうこともあるようです。
この、計算とは違うタイミングで起こる排卵をまとめてルナ排卵と呼ぶべきものなのか、単なる体調の乱れなのかは分かりませんが、排卵は必ず月に一回だと思っていると逃してしまうチャンスがあるかもしれませんし、反対に予期せぬ妊娠へと繋がるかもしれません。
人体は精密なようで、何が起こるかわからない神秘性も兼ね備えているものなのではないでしょうか。
そのような意味でも、妊活中は必ずしも計算通りに物事が進むとは限りません。
例えば排卵検査薬で排卵検査をしていたとしても、または基礎体温をしっかりつけていたとしても、理屈に合わないことが起きたり、予期せぬことが起きることもあるでしょう。
身体のことをしっかり把握すること、異変があれば医師に相談することは大事ですが、ときには気楽に、何が起こるかわからない妊活期間を楽しんでみるという気持ちも大事なのではないでしょうか。
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